加熱(加熱装置):搬送装置に「加熱」機能を付加した事例をご紹介します

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「運ぶ」+「加熱する」 搬送装置の開発ならご相談ください

当社では、過去に搬送装置に「加熱」機能を付加するご提案を複数してまいりました。単に「加熱」と言っても、「何を」「どのように」加熱するかによって、ご提案する内容はさまざまです。搬送装置に「加熱」機能を付加する場合のポイントや、過去のご提案事例をご紹介します。

「加熱」機能のポイント

調理する

焼く、蒸す、煮る、焦げ目をつけるなど、調理方法は多種多様です。立ち上がりの早い加熱には、IHヒーターなどがよく使用されますが、他にも電気、ヒーターやガス加熱等があり、まったく新しい調理方法も開発可能であると考えます。

素材の加工、反応促進をする

ゴムやプラスチック、ハンダなど各種素材の形状を変化させることができます。加熱することで素材の化学反応を促進し、曲げや接着だけでなく、色素定着や発色などにも応用できます。

殺菌する

加熱殺菌で大切なことは、商品の変質、変形、溶出など、温度による影響を受けない条件を探すことです。温度条件、暴露時間、殺菌効果等検討します。(食器、容器の変質・変形の怖れなどを含む)種籾の温湯殺菌などの特殊例もあります。

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ご提案事例

事例1. 電磁誘導(IH)ボイラーを使った過熱蒸気式の調理機器

電磁誘導(IH)ボイラーを使った過熱蒸気式の調理機器
ご相談内容
調理機器メーカー様からの開発協力依頼により、IH加熱式ボイラー開発応援と、加熱調理機の量産化(標準化)に向けた開発依頼がありました。
特性
600℃で熱交換(加熱)して、蒸気を過熱蒸気(スーパーヒート)にする為のボイラーの開発。ポイントは、熱交換効率、耐熱性です。さらに過熱蒸気を使用した連続搬送式調理機の開発協力をしました。IH過熱式蒸気ボイラーを使用することで、立ち上がりの早い過熱蒸気の発生が可能です。過熱蒸気中で食材を加熱することにより、無酸素環境中で加熱することとなり、食材が酸化されません。

事例2. 遠赤ヒーターを使用した加熱調理(焦げ目をつける)

ご相談内容
蒸気加熱式の調理機械は、無酸素加熱である為、食材に焦げができにくく、風味がない、おいしくないなどの問題がありました。
ご提案内容
遠赤ヒーター式の加熱調理機は従来よりありますが、上部より高さ調整式のヒーターを吊り下げ、連続搬送コンベアー上でバーナーであぶる間隔の加熱装置を製作しました。

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